2011年4月26日火曜日

サンフェ人祭り



4月の第1土曜日、サンタフェ人祭りが開催されました。
今回で7回目の、日本文化などを紹介する大イベント。
サンタフェで、日本のお祭りが開催されてると、昨年、知った時は、正直、驚きました。

コンベンションセンターで、数千人が集まる大きなお祭り。
全てボランティアにて運営されています。
この日の為に、企画準備と働いてこられたスタッフの方々の法被姿が眩しく映りました。
私も、ボランティアとして初参加させてもらいました。

先ず会場に入ると、大きな舞台が目の前にあり、それを取り囲むように様々なブースが設置されています。
和雑貨、着物から作られた服や鞄、他アジア雑貨、お弁当、日本のお菓子やアイスクリーム、オーガニック布団屋さん、各種セラピー…盛り沢山です。
和太鼓の演奏リハーサルが会場内に響いています。

今回は、東北地方太平洋沖地震で被災された方々への義援金を募るブースも設けられました。
そして、頂いた入場料と共に、日赤へ全額寄付されます。
私は、この募金ブースの担当となり、こちらに留学している日本人大学生2人、来年から日本留学を予定しているイギリス人と、4人で任されました。

老若男女、多くの人々の思いと善意に触れました。
目に涙を浮かべて、日本への思いや繋がりを話して下さる方々、被災された方々を気遣う言葉と祈り、慈愛一杯の笑顔。
背伸びして、募金箱にお金を入れてくれる子供達。
ただただ感謝でした。

今年のお祭りの主となる催しは、書道家、和太鼓奏者、琴奏者による共演でした。
残念ながら、私は、こちらの共演の際、入場料を頂くお手伝いをしていて見れなかったのですが、後で、すばらしかった、感動で涙腺が緩んだ…などの感想を聞きました。
書の展示がされてあったので、見に行ったのですが、力強い言葉がそこにありました。
「希望」「祈」「感謝」。
(感謝は既にどなたかが購入され見ることができませんでした。こちらの収益も全て義援金として送られます。)



茶道ニューメキシコによる、お点前もありました。
おいしい薄茶と、京都から送られた特別和菓子を頂きました。幸せ〜
他にも、書道や折り紙教室も展開されていました。



大成功、大盛況だったサンタフェ人祭り。
1年かけて、準備されてこられたスタッフの皆さん、心からお疲れさまでした。
ありがとうございました。
そして、また、来年へと向かわれるのですね。

心に響いたお祭りでした。

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