2010年7月5日月曜日

Fort Union National Monument





1851年に、見張り場として建てられた砦。
日本で言えば、関所のようなものです。
100人以上のアメリカ人が暮らしていたとのこと。
東海岸から赴任した役人と彼らの家族達。
何もない砂漠地帯に飽き飽きしてくる奥方が多く、定期的に舞踏会などのエンターテイメントを催していたようです。
あるのは乾燥した果てしな〜く続く広大な大地。
そして、遠くに見える山々。
故郷を懐かしく、愛おしく思いながら暮らしていた人々を、ちょっと自分と重ねてみたり。



アドベスタイルの家々の窓やドアからの、小さく四角く切り取られる、
そこからの眺め。
約150年前とほぼ同じなんだろうな…と静かに息を吐きました。



強く乾いた日差し。
歩く間、大きな傘を貸してもらい大助かりです。

その後、帰りの道中にあるラスベガスへ。
決して、ネバダ州の豪華絢爛ホテルなどで有名なラスベガスではないですよ!(私、行ったことありませんが)
名前は同じだけど、こちらは、小さな小さな田舎町。
スペイン語で、(ラス=the べガス=肥沃な ス=複数形)肥沃な土壌・土地という意味です。
大学があるので学生の姿もちらほら見かけます。



5年前に町興しとして、歴史的建造物の再現、再利用を果たしたものの、観光客の数は少なく、空き店舗になっている所も沢山ありました。
都市集中は、ここでも見られます。
ガイドブックで見つけた老舗レストランでお昼ご飯を食べようと探して行くと、ここも廃業。
楽しみにしていた博物館も、営業日数&時間をかなり短縮して本日閉館。
この現実に空しさを抱えながら、ラスベガスを後にしました。

昔の町並みを楽しめ、味わいある所です。
ニューメキシコ州のラスベガスにも、是非、お越し下さい!笑)

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