先週末、炉開きがありました。
お茶室の一角で、湯気があがっています。
ぽこぽこと聞こえてくるお湯が沸く音。
お菓子は、ふふふ…おぜんざい。
一粒一粒の姿を美しく残した小豆と、四角いお餅。
お餅!!
サンタフェ在のお茶仲間の方がお餅つき機を持っておられ、作って下さいました。
おぜんざいが運ばれてきました。
襖の向こうから既に流れくる甘い香り。
主客の声に、他5人の客も同時におぜんざいを食します。
くろもじで小豆とおもちを口に運びます。
最後は、おもちで漆器の内側をきれいにして食べ終えました。
何度も何度もお餅で小豆を拭い取り、器を置くのが惜しまれた程です。
久しぶりのおぜんざい。
幸せ〜!
お茶の先生が、3日かけて炊いて下さった小豆。
標高が高いので、小豆を炊くのに、より時間がかかるようです。
4畳半で頂くお茶。
存在感たっぷりの掛け軸「無一物」。
花器には松の枝。
猪型の香合。
美しい壺。
贅沢なおもてなしを頂戴しました。
その後、お茶に同席した着物姿の友人と散策。
イチョウのシャワーを浴びながら。
車を止めて着物を見つめる方、通り過ぎる人の喜ぶ視線。
着物美人と普段着の私(私にしてはチト珍しいスカートですが…)。
着物、いいですね〜
私も、その内…
通りの家から男性が近づいてきます。
左右の手には、マフィンが一つづつ。
家の庭で採れたリンゴで、たった今作ったところだから。どうぞ!と。
手渡されたマフィンは、まだほんのりと温かく。
美味しくって、一気に路上でパクつく二人。
これも着物効果かしら?!
全感覚が嬉し踊った一日でした。
ps,先日、洗濯バケツの中にいたネズミ。指圧に使っている手拭いをしっかりとかじり、二つの穴が空いてました…
一枚だけでよかった…ホッ。
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