2010年12月30日木曜日

12月の色々



ばたばたと過ごしている間に、今年もあと2日となりました。
早いですね。。。
こちらアメリカに居ると、師走独特のあの雰囲気を感じれないままに年越しとなりそうです。
とはいえ、ここ数週間、色んなことがありました。

6回シリーズの指圧ワークショップが終了しました。
生徒の皆さん、最初は、布団上で、丹田を中心に動く低い動作が辛そうでしたが、随分と慣れてきました。
中には、四つん這いでの移動を、毎日の暮らしに取り入れているという方もいました。
西洋の生活スタイルが主流になってきている日本でも、数年後には、このようなことが起こり得るのでしょうかね…
来年早々の週末2日間、生徒クリニックという形で、指圧を無料で一般の方々にさせてもらう予定です。楽しみ!

夏に引き続き、テッド側のファミリーユニオン(家族会)が、サンタフェでありました。
今回の面々は、サンタフェから車で2時間程の南に暮らすテッドママ、ノースキャロライナ州から妹さん家族4人、コロラド州からお兄さんとその娘さん、そして私達でした。

小さな我が家には、お兄さんのみお泊まりで、家族の皆は、サンタフェのホリデーハウスで3泊。
その後、テッドママ宅に移動して、クリスマスイブ&クリスマスと過ごしました。
今回、家族がレンタルしたホリデーハウス、前回の場所と比べかなりゴージャスなのに、レンタル料金はお安くと、もしかしたら、この不景気でレンタル料金を値下げしてるのかも…なんて話してました。
そして、何と、ジャグジー付き!
それを見た瞬間、毎晩入りたいと…と勝手に夢が膨らみました。笑)
何せ、シャワーな日々…お風呂が恋しい…
その夢が家族の好意で叶い、皆がゲームしたり映画を見ている間、私は至福の時間を過ごしたのでした。しあわせ〜
家族団らんを無視して…なんてではなく、ちょっとお疲れ気味だった私に、全家族からの提案だったのです♡

スキーのメッカ、サンタフェでスキーをすることを楽しみにしていた家族。
今年は暖冬で積雪量もかなり少なめ。
少し遠出してスキー場へ行くことも可能でしたが、今回は、スノーシューイングをすることになりました。
私はスキーだと参加しないつもりだったので、スノーシューイング様々。
テッドママは、ホリデーハウスにて静かな一時を。
後で、ジャグジーに1時間入っていたと聞き、私も嬉しかったです〜





スノーシューイングへと、秋にアスペンの黄金色を満喫したアスペンビスタに、いざ参上。
テッドと私は、シーズン前に旧式セールで買った新品スノーシューズの初お披露目です。
他家族は、REI にてレンタル。
私と義理兄以外の皆は、生まれて初めてのスノーシューイング。
私もアメリカでは初めて!
皆、興奮気味です。
姪っ子2人は、スティックなしで、ぱたぱた、しかもかなりの全速力で走ってます。
さすがのエネルギーに脱帽。
でも…30分後には、「もうこれ以上歩けない〜死んでしまう〜」とその場に座り込み。
何とも正直率直な微笑ましい光景でした。



その晩は、外でお食事。
タオスプエブロのネイティブアメリカン、ロバート・ミラボールのライブとタパス料理。
久しぶりのタパス。
小皿料理を皆で少しづつ取り分け色んな味を楽しみました。
そして、お勧めのパエリアも美味しかったです。

ロバート・ミラボールの演奏は、6月のタオス音楽祭以来です。
深く響くネイティブアメリカンフルートと歌声、そして、地を踏みならすステップ。
前回の音楽祭では数百人の観衆を前に、ステージ上を時に走り回りと、かなりパワフルな演奏でしたが、今回は、レストランでのかぶりつき状態の中、静かな音色が私達を包み込み魅了しました。
この秋収穫されたとうもろこしを前に、「とうもろこし」という詩を読んでくれました。
とうもろこしは私達で、とうもろこしは大地であり全てであるという(かなりの概要ですが)美しい詩を。
演奏後には、お話しもできました。
小さい会場での特権ですね!
日本に滞在していたこともあるとのこと。
お能の小鼓方や他伝統芸能の方々と演奏したり、尺八を学んだりしていたとのことでした。
とても優しい眼差しをされています。

クリスマスイブの晩、アートギャラリーが並ぶサンタフェで最も有名ストリート、キャニオンロード界隈でのファラリート(ライトアップ)へ。
イブ恒例の毎年行事で、数人の友人から勧められていました。
茶色の紙袋(お店などでよく使われるあれです)の中にキャンドルを入れ、それを道路脇に並べます。
キリストの再来に際し、明るく灯して目印にしたことが由縁のようです。
紙袋を通して見える優しい灯が、暗闇に温かみをもたらします。
ただ、キャニオンロードは、人人人だかりで、この日にここはもう歩かないと決心したのでした。笑)





ファラリートの後、1日先にベレンに移動した家族に、私達も合流しました。
到着したのは、夜8:30。
庭から家の中まで、クリスマスデコレーション。さすが本場。
大きなクリスマスツリーに明かりが灯り、その下には、沢山のプレゼント。

11歳の姪っ子が、数日前からインターネットで、サンタクロースの足跡を辿っています。
サンタクロースと8頭のトナカイが、今現在、どこを走っているのかを中継しているのです。
そんなサイトがあるとは…びっくりくりです。
眠気も起こらない程、興奮状態の姪っ子。
サンタクロースへ3枚のチョコレートクッキーとミルク、トナカイには、小さな人参を1つづづ、合計8つを、クリスマスツリーの絵が描いてあるお皿に盛って、お迎えの準備万端。
姪っ子も、ようやく寝床につきました。



そして、クリスマスの当日の朝。
姪っ子は、サンタクロースからのプレゼントに喜びのまん丸笑顔。
甥っ子は、妹の喜ぶ姿を静かに眺めてます。
そして、お皿の上には、サンタクロースが食べ残した2枚のクッキーと、2頭のトナカイはお腹が空いてなかったのか、小さな人参が2つ残ってました。
そのクッキーが美味しそうで、私…戴きました。

近くに暮らす、他2人の甥っ子も加わり、クリスマスツリーの下一杯に並んであるプレゼントを、それぞれが受け取り開けていきます。
皆、とっても嬉しそう!
プレゼントは子供のもの…と思っていたら、こちらでは、小物プレゼントがあれこれ一杯に詰まったストッキング(靴下)を大人も貰えました。





私の名前入り靴下には、携帯用懐中電灯、リップクリーム、ローション、歯磨き粉、靴下、レタスカッター、チョコレートなどなど。
これら全てを用意してくれたテッドママに感謝です。
クリスマスの前から、飾り付けに買い物、ラッピングに…とかなり忙しくされていた様子。
クリスマスは楽しくも大人はストレス一杯とよく聞くのも、頷けます。
アメリカで初めてのクリスマス、いい時間を過ごさせてもらいました。





テッドママ宅界隈を散歩した際の写真。
青空とサボテン。
標高が高いので、雲と山頂が同じ高さ。
サンタフェは、ここより更に高いのですが…

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