2011年4月28日木曜日

Fundraiser for Japan Event




サンタフェのヨガスタジオ YogaSource にて、イベントをさせて頂けることとなりました。
(YogaSource HP : http://www.yogasource-santafe.com/)

日時:4月30日(土) 8:30-10:30
参加費:ドネーション形式。収益全額を被災された方々への義援金として日赤に送らせて頂きます。

YogaSource のヨガティーチャーが、交代で指導していきます。
テッドは、アサナ&プラナヤマなど、私は、指圧を指導させてもらいます。

クラス後には、スタジオ外の庭にて、お茶のお点前もあります。ステキ!

よろしければ、どうぞご参加下さい。

気持ちのいい時間を共に過ごせたら嬉しいです!

感謝。

2011年4月27日水曜日

指圧、この頃





めまぐるしく日々を過ごす中、指圧も快調に続けています。
お腹が目立ってきたこの頃、まだ指圧してる?なんて聞かれることもあります。
今のところ、これまでと変わらず、気持ちよく指圧をさせてもらってます。
術者が心地よくなければ、受けても心地よくないというのが経絡指圧、気の交流ですもんね!
こうやって続けられていること、本当にありがたいことです。

自分が妊婦となり、妊婦さんへの施術の機会も増えてきました。
類は友を呼ぶ?!
妊婦さんの症状も、自分自身のカラダの変化を通して、以前よりも実感できます。
これもまた、ありがたいことです。

赤ちゃんを感じながら、お母さんのお腹を触っていると、いつまでも触れていたくなってしまいます。
お母さんもとても気持ちよさそう。
また、心身の変化も、カラダによくよく現れます。
喜び、不安、期待、ストレス、母性…などなど。
二心同体。
以前に出産を経験されてる方は、それが細胞に(気に)記憶されてもいます。

妊娠中の方は、お腹の子の直接栄養となる自身の食事に気をつけられる方がやはり多く、私からのアドバイスでは、その方ができるだけ取り入れ易いような提案を心がけています。
中でも、大切なのは、自身のカラダが欲するものをいただくこと。
カラダは知っています。
頭や目が欲しいのではなく、本当に欲しているものを聴く、感じる心を養うことも大事だと思うのです。
私も、心を自由にしたいと思います〜


(写真:アーティーチョーク。お花の莟みたい…)


先日まで、友人でヨガティーチャーのティーチャートレーニング受講中の生徒さんへの指圧もしてました。
以前に会った顔も多くあり、嬉しい再会も。
彼らのトレーニングには、全米各地、時には海外からも生徒さんが集まってきます。
朝から夕方まで、みっちりのトレーニングですが、皆の表情は清々しく見えます。
楽しんでる様子が伝わってきます。

指圧翌日には、様々は反応の声を頂きました。
ストレスで食欲が落ち、この1年間睡眠障害のあった方から、久しぶりにお腹が空き、熟睡もできた。
顎関節の痛みがほとんどなくなって、すごく軽いと笑顔を。
股関節の運動制限と痛みのある方が、今日は全く痛みを感じない。などなど。
この方は、いつかヨガを教えたいと思っておられ、
私が、「股関節の痛みをしってる貴方だからこそ、伝えられるヨガがあり、同じ痛み辛さを持っている生徒さんはきっと喜ぶね!」と言うと、
「そんなこと考えたこともなかった!その考え方大好き!!」と、
明るい声で、とても喜んでくれました。

今回は、ほんの数日ですが、ランチ(全オーガニックベジタリアン料理)のお手伝いもしました。
なんていったら私の手料理のようですが、ケータリング料理をテーブルに並べたり、料理内容の簡単な説明をするといったものです。
説明とは、それぞれの食事法に違いがあるので、生徒さんも真剣です。
例えば、
ローフード(加工されていない生の食材を食す)
ビーガン(動物製品を食さない)
グルテンフリー(グルテンが入っていない食材を食す)
大豆フリー(大豆製品が入っていない食材を食す)

色々ありますね。
こんな時、ふと、東北地方の被災された方々を思います。
届けられるパンと飲み物のみで数週間などという記事を。
食への選択を言えるのも、恵まれた環境にあるからなんだな〜と…

上記のそれぞれの食事法を考慮されたランチ。
とてもおいしくって、かなり幸せな私。
それぞれのケータリング店の違いも楽しみました。
写真を撮っていないのが残念…

ある日のランチで、ローフードの女性へ、野菜春巻き&サラダの特別ランチボックスが用意されていました。
まだ肌寒いこの時期、生食材の料理はどうしても少なくなりがち。
その前日に、その女性は十分にランチがとれなかったとのことで、ケータリング店からの特別の配慮があったのです。
それを食す彼女の嬉しそうな顔。
とても印象的でした。
その時、初めて彼女の笑顔を見たからかな…

I am what I eat.

2011年4月26日火曜日

サンフェ人祭り



4月の第1土曜日、サンタフェ人祭りが開催されました。
今回で7回目の、日本文化などを紹介する大イベント。
サンタフェで、日本のお祭りが開催されてると、昨年、知った時は、正直、驚きました。

コンベンションセンターで、数千人が集まる大きなお祭り。
全てボランティアにて運営されています。
この日の為に、企画準備と働いてこられたスタッフの方々の法被姿が眩しく映りました。
私も、ボランティアとして初参加させてもらいました。

先ず会場に入ると、大きな舞台が目の前にあり、それを取り囲むように様々なブースが設置されています。
和雑貨、着物から作られた服や鞄、他アジア雑貨、お弁当、日本のお菓子やアイスクリーム、オーガニック布団屋さん、各種セラピー…盛り沢山です。
和太鼓の演奏リハーサルが会場内に響いています。

今回は、東北地方太平洋沖地震で被災された方々への義援金を募るブースも設けられました。
そして、頂いた入場料と共に、日赤へ全額寄付されます。
私は、この募金ブースの担当となり、こちらに留学している日本人大学生2人、来年から日本留学を予定しているイギリス人と、4人で任されました。

老若男女、多くの人々の思いと善意に触れました。
目に涙を浮かべて、日本への思いや繋がりを話して下さる方々、被災された方々を気遣う言葉と祈り、慈愛一杯の笑顔。
背伸びして、募金箱にお金を入れてくれる子供達。
ただただ感謝でした。

今年のお祭りの主となる催しは、書道家、和太鼓奏者、琴奏者による共演でした。
残念ながら、私は、こちらの共演の際、入場料を頂くお手伝いをしていて見れなかったのですが、後で、すばらしかった、感動で涙腺が緩んだ…などの感想を聞きました。
書の展示がされてあったので、見に行ったのですが、力強い言葉がそこにありました。
「希望」「祈」「感謝」。
(感謝は既にどなたかが購入され見ることができませんでした。こちらの収益も全て義援金として送られます。)



茶道ニューメキシコによる、お点前もありました。
おいしい薄茶と、京都から送られた特別和菓子を頂きました。幸せ〜
他にも、書道や折り紙教室も展開されていました。



大成功、大盛況だったサンタフェ人祭り。
1年かけて、準備されてこられたスタッフの皆さん、心からお疲れさまでした。
ありがとうございました。
そして、また、来年へと向かわれるのですね。

心に響いたお祭りでした。

2011年4月25日月曜日

お引っ越しとサンタフェの春





2月末に引っ越しました。
とは言え、サンタフェ内で、北から南へ。
環境的には、山の手から砂漠へ。

サンタフェでは、春は嫌いという人々が多いのですが、その理由は…ものすごい風。
春が嫌いって、日本の春をこよなく愛する私にとっては、驚きのコメントでした。
が、今は、その気持ち少し分かります。
風が、本当に本当に強いのです。
日よけに被っている帽子も、時にはその役割が果たせない程。
ただただ帽子を押さえて、風に飛ばされないようにするのが精一杯だったりします。
引っ越してきた我が家は、特に南西の端っこで、家の横に広がるのはこういった砂漠地帯。
空と大地。
強風が吹き抜けます。



全ての家がアドベスタイルで、まるで、プエブロに暮らしているような気分。
引っ越してきた当初は、まだ暖炉を使っている家庭もあり、煙突から昇る煙が、ますますそういった気分にさせてくれました。



広大な住宅地の中には、幾つもトレイルがあります。
犬とお散歩、ウォーキング、サイクリング…と楽しめます。
直ぐ近くには、図書館もあります。
もちろんアドベスタイルです。



新たな住居、居心地よく、とても気に入っています。
新しい家族もここで迎えることになります。

乾燥地帯に、僅かでも色彩を発見する喜び。
茶色の大地が、ぱっと明るく見えることさえあります。
春の優しい色合いが、心をふわっと和ませてくれます。