2010年7月30日金曜日

雨、度々、雷

気がつけば7月も終盤。
サンタフェのこの頃は、連日の雨。
ゴロゴロ雷、そして、ピカピカ稲光。

ニューメキシコの夏特有の午後のスコール、とは少し違った雨。
降っては止み、降っては止み…を一日中繰り返したり、
夜中に降り続ける強い雨。
地元の人々も、今年の雨は異常と言われてます。
「温暖化現象」との声も、よく聞きます。
日本の猛暑や大雨、そして、中国やロシアなど、世界各地での被害。
皆さん、どうぞ体調よく過ごして下さいね。

慌ただしく過ごしていた間、指圧のワークショップのお手伝いや、
家族の集い(アメリカに居るテッド家系)がありました。

指圧ワークショップは、指導している女性のアシスタント的な役割で。
陰陽五行説の五行のそれぞれを、毎回のテーマにしての講義と指圧実技です。
日本は「型」から入ることを基本とすることが多いですが、こちらは「理論」からです。
このことは、海外で、また、外国人に指導している場面を見たり聞いたりしていたので、驚きませんでしたが、講義を聞いている生徒さんの態度には驚きました。笑)
寝転んでほおづえや、横寝で肘支え(まさに家でくつろいでテレビ観ている状態)などなど。
面白いことに、これらのダレ〜姿勢をしている殆どが、30歳代以下でした。



私は、主に実技指導のお手伝いです。
まだまだ講義できる程の英語力が…
拙い英語で、必死に質問に応えたりしてます!
指圧をする際に、アメリカ人にとって大変なこと…それは、布団を使っての実技。
畳と布団の日本と違い、ベッド、テーブルとイスという生活スタイルのアメリカ。
丹田を中心に重心を低くしての移動や膝をついての動き。
慣れるまで、とても辛そうです。
サンタフェに来て、早々に、指圧指導に関われるとは、とても幸運です。今後、指導する際の参考や勉強になったり、自分の中に生じる葛藤など、ありがたい経験です。

月に一回、土日の2日間、6回シリーズの今回のワークショップ。
日曜日のランチは、ポトラック形式の持ち寄りご飯です。
これが、ホントに楽しみで、とっても美味しいのです。
各回の五行のテーマに合わせた献立。
今月は2回目なので、「木火土金水」の「火」でした。
テーブルに並ぶそれぞれの料理。
いつも、示し合わせたかの如く、主菜、副菜、デザートと揃うのがスバラシイ!!
実技前なのでお腹一杯になってはと思いつつ、ついついお腹一杯食べてしまう、手料理の魅力♪

家族の集いは、次回に書きます〜

2010年7月5日月曜日

Fort Union National Monument





1851年に、見張り場として建てられた砦。
日本で言えば、関所のようなものです。
100人以上のアメリカ人が暮らしていたとのこと。
東海岸から赴任した役人と彼らの家族達。
何もない砂漠地帯に飽き飽きしてくる奥方が多く、定期的に舞踏会などのエンターテイメントを催していたようです。
あるのは乾燥した果てしな〜く続く広大な大地。
そして、遠くに見える山々。
故郷を懐かしく、愛おしく思いながら暮らしていた人々を、ちょっと自分と重ねてみたり。



アドベスタイルの家々の窓やドアからの、小さく四角く切り取られる、
そこからの眺め。
約150年前とほぼ同じなんだろうな…と静かに息を吐きました。



強く乾いた日差し。
歩く間、大きな傘を貸してもらい大助かりです。

その後、帰りの道中にあるラスベガスへ。
決して、ネバダ州の豪華絢爛ホテルなどで有名なラスベガスではないですよ!(私、行ったことありませんが)
名前は同じだけど、こちらは、小さな小さな田舎町。
スペイン語で、(ラス=the べガス=肥沃な ス=複数形)肥沃な土壌・土地という意味です。
大学があるので学生の姿もちらほら見かけます。



5年前に町興しとして、歴史的建造物の再現、再利用を果たしたものの、観光客の数は少なく、空き店舗になっている所も沢山ありました。
都市集中は、ここでも見られます。
ガイドブックで見つけた老舗レストランでお昼ご飯を食べようと探して行くと、ここも廃業。
楽しみにしていた博物館も、営業日数&時間をかなり短縮して本日閉館。
この現実に空しさを抱えながら、ラスベガスを後にしました。

昔の町並みを楽しめ、味わいある所です。
ニューメキシコ州のラスベガスにも、是非、お越し下さい!笑)

2010年7月3日土曜日

朝ごはん




いつもの朝ご飯に至福の彩りが添えられました。

大きな梅干し。

そして、お味噌汁にお麩が!

日本の味覚もどっさりと。

お母さん、家族の皆さん、ありがとうね。

五臓六腑に染み渡ります。


合掌。